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特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その2) 学術展示
隅角支持レンズの隅角所見と角膜乱視
著者: 蓮沼敏行1 大木隆太郎1
所属機関: 1埼玉医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.334 - P.335
文献購入ページに移動 緒言 近年白内障手術において眼内レンズが多く用いられるようになってきたが,隅角支持レンズのフレキシブルループが隅角でどのような形態をとっているかについての知見は少ない.我々は経時的に角膜曲率を測定し,隅角を観察・写真記録することでフレキシブルループの隅角での挙動を明らかにしようとした.
材料および方法 29例31眼に12.5mmのシムコタイプ(SAC−3型:24眼),ケルマンⅡタイプ(MT−3型:7眼)の眼内レンズを一次移植し,平均38週間観察した(最短11週・最長69週).眼内レンズ挿入前に角膜乱視を測定し,術後も経時的に自覚的屈折と角膜乱視を測定した.そして角膜乱視および隅角所見,挿入された眼内レンズの方向,写真上で判定した角膜横径などの相互関係について検討した.
材料および方法 29例31眼に12.5mmのシムコタイプ(SAC−3型:24眼),ケルマンⅡタイプ(MT−3型:7眼)の眼内レンズを一次移植し,平均38週間観察した(最短11週・最長69週).眼内レンズ挿入前に角膜乱視を測定し,術後も経時的に自覚的屈折と角膜乱視を測定した.そして角膜乱視および隅角所見,挿入された眼内レンズの方向,写真上で判定した角膜横径などの相互関係について検討した.
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