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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻4号

1985年04月発行

文献概要

特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その3) 学術展示

エタンブトール投与症例の血清亜鉛値

著者: 原田景子1 岩田美雪2 原田敬志3

所属機関: 1愛知県厚生連愛北病院眼科 2名古屋大学眼科学教室 3名古屋大学分院眼科

ページ範囲:P.502 - P.503

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 緒言 Ethambutol (以下EBと略記)は1960年米国レダリー社で開発され,第2次抗結核剤として広く用いられ,卓越した効果を発揮している.しかし1962年Carrにより眼科的副作用が報告され,以来現在までEB視神経症の報告が続いている.また近年は重症例の報告が散見され,早期発見と発生の予防が望まれている.最近亜鉛欠乏が中毒性球後神視経炎の原因ではないかとする報告1)があり,今回EB投与症例の血清亜鉛値を測定したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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