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特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その4) 学術展示
重症型眼サルコイドーシスと硝子体切除術
著者: 橋本和彦1 宮久保純子1 多田博行1 堀内知光1
所属機関: 1群馬大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.638 - P.639
文献購入ページに移動症例 症例1(K.T.54-0285):58歳女子.初診時より硝子体混濁がつよく,白内障が併発していた.右0.04(n.c.),左0.1(n.c.)の視力であったが,経過中に硝子体混濁と併発白内障が増強したために,右眼にvitrectomyおよびlensectomyを施行し,左眼にも6カ月後に同様の手術を行った(図1).術後,サルコイドーシスの大きな炎症発作は無く,現在にいたるまでステロイド点眼のみで充分にコントロールされている.
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