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連載 眼科図譜・331
非定型的脈絡膜欠損を伴った結節性硬化症の1例
著者: 山崎伸一1
所属機関: 1群馬大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.698 - P.699
文献購入ページに移動 非定型的脈絡膜欠損が,結節性硬化症(tuberous scle-rosis)の眼底にときに起こることは,François1).桐渕2)らによって報告されている.今回,従来の報告には見られないほど大きな非定型的脈絡膜欠損と,それによる視野欠損を伴った1例を経験した.
症例ば15歳の男子である(S.T.,58-1128).小学校入学前から現在に至るまで,夜間に癩癇発作が頻発していた.数日前から昼間にも癩癇発作が頻発するようになり,1983年11月21日当時著者が在職した病院の精神科と脳外科を受診.顔面の脂腺腫と頭蓋内石灰化とから結節性硬化症と診断され,眼底検査のため紹介された.家族歴には特に問題はない.両親は血族結婚でない.
症例ば15歳の男子である(S.T.,58-1128).小学校入学前から現在に至るまで,夜間に癩癇発作が頻発していた.数日前から昼間にも癩癇発作が頻発するようになり,1983年11月21日当時著者が在職した病院の精神科と脳外科を受診.顔面の脂腺腫と頭蓋内石灰化とから結節性硬化症と診断され,眼底検査のため紹介された.家族歴には特に問題はない.両親は血族結婚でない.
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