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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻6号

1985年06月発行

特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その5)

学会原著

Octopusによる中心視野についての研究(総括)

著者: 大鳥利文1 中尾雄三1 松本長太1 福田昌彦1 楠部亨1 岡村和和世1 池田雅晴1

所属機関: 1近畿大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.715 - P.719

文献概要

 OctopusのSargonプログラムを用い,中心視野測定用の9種のプログラムを作り,これを分類,命名した.
 パーソナル・コンピューターに中心固視の良い眼で求めた中心49点のdB数を入れ,中心視野変化をgray scale表示ならびに3次元とカラー表示することを試みた.
 過去3年間の臨床研究よりして,我々の作ったプログラムM1.0とM2.0は錐体ジストロフィーのような黄斑疾患や,旁中心暗点を有する視神経症や同名半盲の症例にみられた黄斑回避の診断や経過観察に最も有用であることがわかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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