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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻6号

1985年06月発行

文献概要

特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その5) 学会原著

Skew deviation 80例の検討

著者: 加島陽二1 稲垣昌泰1 鈴木利根1 中野直樹1 西田幸子1 石川弘1 北野周作1

所属機関: 1日本大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.759 - P.763

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 Skew deviationの80例を検討した.その病巣部位は間脳を含めた脳幹,小脳および末梢前庭と広範囲にみられた.Skew deviationを注視方向による眼球の上ド偏位の変化によって分類すると共働型,交代型,単筋麻痺型の3型に人別でき,特に単筋麻痺型があることを強調した.Skew deviationの診断には上記3型を念頭に置いた注意深い複像検査を行うことが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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