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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻6号

1985年06月発行

文献概要

特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その5) 学術展示

Exfoliation syndromeにおける虹彩・水晶体癒着について

著者: 上野脩幸1 野田幸作1 玉井嗣彦1 岸茂1 和田秀文1 北川康介1 割石三郎1 竹村恵1 佐々木徹1 豊田英治2

所属機関: 1高知医科大学眼科 2岡山大学医学部眼科

ページ範囲:P.768 - P.769

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 緒言 Exfoliation syndromeを伴う3眼は,白内障手術時に破嚢や前房出血などの合併症を起しやすいことが報告されている1).今回著者らは,本症候群患者の虹彩片と水晶体を形態学的に観察したのでその結果を報告する.
 対象と方法 16例19眼の本症候群を伴う白内障眼を全例アモイルス・ノンエレクトロ冷凍手術装置にて,水晶体全摘術を施行した.手術時に得られた虹彩組織と水晶体は,直ちに2.5%グルタールアルデハイド固定をし,光顕,ならびに電顕用標本を作成した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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