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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻6号

1985年06月発行

文献概要

特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その5) 学術展示

鈍的眼外傷の統計的観察—その3 外傷性脈絡膜破裂の検討

著者: 平井健一1 吉本旬1 池田誠宏1 山内昌彦1 北庄司清子1 難波彰一1 松山道郎1

所属機関: 1大阪市立大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.782 - P.783

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 緒言 鈍的眼外傷によって起こる脈絡膜破裂は,経過中稀に重篤な合併症として新生血管形成がみられることがある.部位によっては,視力予後に人大きな影響を及ぼす.この新生血管はどのような症例に形成されるのかを知る目的で,過去9年間に著者らが経験した外傷性脈絡膜破裂38例を対象に臨床的に検討をした.
 結果 (1)過去9年間の鈍的眼外傷1381例中脈絡膜破裂がみられた症例は38例(約2.8%)であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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