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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻6号

1985年06月発行

文献概要

臨床報告

Consecutive cyclic esotropiaの3症例

著者: 宮島弘子1 明尾潔1 神園純一1 田中靖彦1 植村恭夫1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.795 - P.799

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 間歇性外斜視術後に,周期性内斜視となったconsecutive cyclic esotropia 3症例の臨床所見,手術方法,術後経過について述べ,"primary cyclic esotropia"との比較検討を行った.
 Consecutive cyclic esotropiaの特徴は近視傾向を示し,手術眼の外転抑制を伴うことであり,原因として外直筋の不全麻痺と,手術を契機として生じた外直筋のtonusの変化と,「生物時計」biological clockの関係が考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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