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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻7号

1985年07月発行

文献概要

特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その6) 学会原著

Potential acuity meterによる白内障術後視力の予測について

著者: 福原潤1 森岡藤光2 中井邦秀3 畑中治3 魚里博3 西信元嗣3

所属機関: 1ナンバ眼科 2星ケ丘厚生年金病院眼科 3奈良医科大学眼科

ページ範囲:P.855 - P.860

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 白内障眼の術後視力を予測するのに,術前にpotential acuity meter (PAM)による視力を測定し,レチノメーターによる干渉縞視力の測定値と比較し,以下の結論をえた.
(1)混濁が強く瀰漫性である成熟白内障においては,PAMはレチノメーターに比べ,測定困難な場合が多かった.
(2)混濁の比較的軽度な白内障では,PAMの測定値はレチノメーターの測定値に比べ,術後視力との相関が高く,より精度の高い予測が可能であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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