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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻7号

1985年07月発行

文献概要

特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その6) 学術展示

先天性色覚異常者の第1,第2色盲混同線上における彩度識別能

著者: 花房晶1 宮本正1 本橋孝彦1 清水金郎1 太田安雄1

所属機関: 1東京医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.912 - P.913

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 緒言 先天性第1,第2色盲では,CIE色度図上のC点を通るおのおのの混同線上の色が総て無彩色に見えることが知られている.今回我々は先天性色覚異常者が第1,第2色盲混同線上において,それぞれどのような彩度識別能を有するかを検討する目的でCIE色度図上のC点を通る混同線上の色度座標より色票を作製し,それらを用いて配列検査を施行した.
 方法 色票作製に当り,CIE色度図上でC点を通る第1,第2色盲混同線上に色度座標を選定したが,その際CIE 1976Lab表色系の色差式を用いておのおのの色度座標が等色差(△E=2)となるように配慮した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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