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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科39巻7号

1985年07月発行

GROUP DISCUSSION

眼感染症

著者: 田中直彦1

所属機関: 1横浜市大

ページ範囲:P.975 - P.978

文献概要

1,虹彩面上白色塊を主徴とした真菌性眼内炎の1例
       渡辺圭子・山名敏子・猪俣 疏(九大) 全身の感染症や免疫不全の認められない52歳男性で前房混濁と虹彩面上に大小不同の白色塊状物の散在した症例で前房水培養で真菌が検出された.抗真菌剤の局所投与で白色塊状物はしだいに消えた.過去の緑内障手術創よりの感染が疑われた.
 討議;白色塊状物中の真菌の有無,また組織中の菌はカンジダと考える(石橋)に対し塊状物中に真菌の芽胞が認められ,また組織中のものは芽胞の形を取ったペシロマイセスであり,培養で確認されていると答弁した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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