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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科4巻1号

1950年01月発行

文献概要

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手術メモ(8)

著者: 中村康1

所属機関: 1日本医大眼科

ページ範囲:P.42 - P.43

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〔1〕内眥贅皮手術
 内眥贅皮のある場合は,一般に,角膜内縁と内角との幅がせまく,且つ,上眼瞼皮膚が下垂しているので,甚だ美貌を害する.此整形には,眼瞼皮膚の一部切除,或は,二重眼瞼成形等が考えられるけれども,普通は,鼻梁に向つての整形手術が試みられる.此処に,表示する二法がある.即,鼻梁より余分な皮膚を切除縫合する方法と,鼻梁を高くし,外貌をよくすると共に,内眥贅皮を除去する方法とである.
 隆鼻術の象牙は,網目尠く緻密なものを撰び,5cm長,1cm巾,1cm高の材を,一面鼻梁の形にけずり,第2図(a)の形にする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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