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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科4巻10号

1950年10月発行

文献概要

綜説

結膜炎の化学療法

著者: 三井幸彦1

所属機関: 1熊本大学

ページ範囲:P.399 - P.401

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 Penicillinの発見以來Streptomycin, Aureomycin,Chloromycetin, Terramycinと相次いで新しい抗菌製剤が造られ,これは眼科領域の傳染性疾患の治療を全く新しい色に塗りかえようとしている.特に結膜炎の治療は,今後短い期間の間に,旧態をとどめないまでになつてしまうであろう.
 私共はこれらの抗菌性物質が,眼科のどんな疾患にどんな効果があるかということ,更に実用上それらのものがどの疾患に何の樣に用いたら,最も便利であるかということを檢討しつづけて來た.それらの一部のものは既に文献にあらわれているものもあり,又殆んどこれを見ないものもある.併し実地医家の應用に都合の良いような形でまとめられた文献はあまり多くない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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