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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科4巻11号

1950年11月発行

臨床實驗

現行各種試視力表の「ラ環の檢討

著者: 初田博司1

所属機関: 1日医大眼科教室

ページ範囲:P.465 - P.467

文献概要

 1909年視力の單位視標として各國に「ラ環が採用せられて以來,我邦に於ても之を基準とする試視力表が諸氏の苦心により考案作成せられて現在に到つている.戰後再版せられ現在最も普及せられているものに,石原氏万國式日本試視力表,中村氏万國平仮名試視力表があり又最近では東大式ひらがな試視力表が作られた.私は代表的な此等3種の試力表中の「ラ環に就き,個々の視標に向つてコンパレータ顯微鏡を用いて切目の幅を実測し,之等が本來の理想的数値即ち計算値に対して如何程の誤差を示すかを知ろうとした.
 茲に其の結果の概略を述べてみたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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