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臨床實驗
母子2代に現われた蜘蛛指症に就て
著者: 宮崎茂夫1
所属機関: 1慈大眼科
ページ範囲:P.474 - P.475
文献購入ページに移動緒言
蜘蛛指症(アラヒノダクチリー)(以下アラと略記)は1896年マルフアンが初めて発表し,1902年アシヤールが命名した先天異常症候群で欧米は勿論,我が國に於ても幾多先進の記載を見るのである.然しその家族例の報告は割合に少い.余は最近母子2代に現われた興味ある「アラ」に遭遇したので文献に迫加しようと思う.
蜘蛛指症(アラヒノダクチリー)(以下アラと略記)は1896年マルフアンが初めて発表し,1902年アシヤールが命名した先天異常症候群で欧米は勿論,我が國に於ても幾多先進の記載を見るのである.然しその家族例の報告は割合に少い.余は最近母子2代に現われた興味ある「アラ」に遭遇したので文献に迫加しようと思う.
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