文献詳細
綜説
文献概要
從來の我國に於ける結膜濾胞症の研究業績を回顧するに,トラコーマ研究の副産物として,換言すればトラコーマとの関連性の有無という立場から遂行せられたものが多い樣である.
実際嚴密な意味に於て,トラコーマは現在に於ても尚ほ症候名の域を脱せず,特に,比較的初期の病機に在る青少年期のトラコーマを診定するに当つては,多くの疑似症を考慮しなければならぬ.
実際嚴密な意味に於て,トラコーマは現在に於ても尚ほ症候名の域を脱せず,特に,比較的初期の病機に在る青少年期のトラコーマを診定するに当つては,多くの疑似症を考慮しなければならぬ.
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