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臨床實驗
角膜周擁毛細血管のTonusに就て
著者: 呉基福1
所属機関: 1日本医大眼科教室
ページ範囲:P.62 - P.65
文献購入ページに移動第1章 緒言
血管筋を有しない毛細血管はよく收縮し,よく拡張する事は衆知の事実である.しかしながら毛細血管の運動は血管運動神経によるものであるか,或いはRougetzellenによるものであるか,或いは血管壁自身によるものであるか,又毛細血管に対する血管運動神経の支配状態は如何なるものであるか,等の諸点に関しては尚不明なる点が多い.殊に人体毛細血管の此等諸点に関する研究報告は極めて少ない.
私は諸種藥剤の点眼によつて角膜周擁毛細血管のTonusを変化せしめ,此れを細隙燈顯微鏡を用いて観察し,其の結果を得たので茲に報告する.
血管筋を有しない毛細血管はよく收縮し,よく拡張する事は衆知の事実である.しかしながら毛細血管の運動は血管運動神経によるものであるか,或いはRougetzellenによるものであるか,或いは血管壁自身によるものであるか,又毛細血管に対する血管運動神経の支配状態は如何なるものであるか,等の諸点に関しては尚不明なる点が多い.殊に人体毛細血管の此等諸点に関する研究報告は極めて少ない.
私は諸種藥剤の点眼によつて角膜周擁毛細血管のTonusを変化せしめ,此れを細隙燈顯微鏡を用いて観察し,其の結果を得たので茲に報告する.
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