文献詳細
臨床實驗
文献概要
血瘤腫Blutbeuleは大正6年耳鼻科田所氏が始めて詳細記録命名した鼻腔及び副鼻腔に原発する良性腫瘍である
乍併,その症状が鼻腔副鼻腔内に限局せず甚しい場合には,周囲組織を圧迫崩壊せしめ増殖し,時に異常な大いさに達し,癌腫又は肉腫と誤まられ一見惡性腫瘍の樣な猛威を振るう.耳鼻科領域でも比較的稀な疾患で眼科文献には未だ記載を見ない.
乍併,その症状が鼻腔副鼻腔内に限局せず甚しい場合には,周囲組織を圧迫崩壊せしめ増殖し,時に異常な大いさに達し,癌腫又は肉腫と誤まられ一見惡性腫瘍の樣な猛威を振るう.耳鼻科領域でも比較的稀な疾患で眼科文献には未だ記載を見ない.
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