icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科4巻5号

1950年05月発行

文献概要

臨床實驗

小兒フリクテンと家族結核の調査に就て

著者: 原東亞

所属機関:

ページ範囲:P.192 - P.193

文献購入ページに移動
緒言
 「フ」が結核菌毒素免疫に基く「ア」性疾患であろうという事は今日人々は信じて疑わない.更に「フ」が多くRankeのIIte,st.血行撒布期に相当すると言われているが一般に眼科医は「フ」を軍に眼疾患として処置し終る傾向が強い.之は社会医学的に相当注意を要する事と思う.
 私は昭和19年に「フ」で眼科外來を訪れた乳幼兒の家族全員に就いて結核檢診を行いその調査が有意義であると思うので小さな調査であるだけでなく当時の記録を失い杜撰ではあるが茲にその大要を報告し併せて若干卑見を述べ度いと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?