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臨床實驗
小兒フリクテンと家族結核の調査に就て
著者: 原東亞
所属機関:
ページ範囲:P.192 - P.193
文献購入ページに移動緒言
「フ」が結核菌毒素免疫に基く「ア」性疾患であろうという事は今日人々は信じて疑わない.更に「フ」が多くRankeのIIte,st.血行撒布期に相当すると言われているが一般に眼科医は「フ」を軍に眼疾患として処置し終る傾向が強い.之は社会医学的に相当注意を要する事と思う.
私は昭和19年に「フ」で眼科外來を訪れた乳幼兒の家族全員に就いて結核檢診を行いその調査が有意義であると思うので小さな調査であるだけでなく当時の記録を失い杜撰ではあるが茲にその大要を報告し併せて若干卑見を述べ度いと思う.
「フ」が結核菌毒素免疫に基く「ア」性疾患であろうという事は今日人々は信じて疑わない.更に「フ」が多くRankeのIIte,st.血行撒布期に相当すると言われているが一般に眼科医は「フ」を軍に眼疾患として処置し終る傾向が強い.之は社会医学的に相当注意を要する事と思う.
私は昭和19年に「フ」で眼科外來を訪れた乳幼兒の家族全員に就いて結核檢診を行いその調査が有意義であると思うので小さな調査であるだけでなく当時の記録を失い杜撰ではあるが茲にその大要を報告し併せて若干卑見を述べ度いと思う.
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