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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科4巻6号

1950年06月発行

文献概要

臨床實驗

トラコーマ病毒感染家兎の免疫學的研究及びトラコーマ患者の血清學的診斷に就て

著者: 岩見澤市1 齋藤正1 金田利平1

所属機関: 1札幌天使病院眼科

ページ範囲:P.236 - P.239

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Ⅰ緒論
 家兎睾丸内接種を利用すれば種々なる濾過性病原体を研究する上に非常に好都合であることは既に早くより中村(豊)教授により提唱せられている.
 同教授は痘毒,水痘,発疹チブス,病原トリパノゾーマ,ワイル氏病等に就て睾丸内接種を行つて容易に感染せしめ,緖方氏は恙虫病に之を利用して病原体の発見となつた.又麻疹に就ては川久保,笠原,谷口氏等が之を行い,ヘルペスに就ては皆見氏が利用している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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