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文献概要
臨床實驗
流涙と涙腺機能昂進に就て
著者: 水川孝1 中山博司1
所属機関: 1大阪市立東市民病院眼科
ページ範囲:P.240 - P.241
文献購入ページに移動Ⅰ緒言
正常人涙液分泌に関する報告としては黑瀨氏(日眼34卷),川上氏(日眼47卷)がある.最近私共は所謂流涙症とも云う可きもの即ち臨床的に涙道通過障碍の有無にかかわらず流涙を來す患者の治療として主涙腺摘出の有効性を認め.既に臨床眼科3卷3にて此を力説したものであるが,今又シルマー氏涙液分泌量測定法を此等患者に追試する事に依り甚だ興あ味る結果を得たので此所に報告する.
正常人涙液分泌に関する報告としては黑瀨氏(日眼34卷),川上氏(日眼47卷)がある.最近私共は所謂流涙症とも云う可きもの即ち臨床的に涙道通過障碍の有無にかかわらず流涙を來す患者の治療として主涙腺摘出の有効性を認め.既に臨床眼科3卷3にて此を力説したものであるが,今又シルマー氏涙液分泌量測定法を此等患者に追試する事に依り甚だ興あ味る結果を得たので此所に報告する.
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