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臨床實驗
皮膚口腔炎(Dermatostomatitis)によるAnkyloblepharon filiformeに就て
著者: 藍原權次1 田中洋太郞1
所属機関: 1新潟大学眼科
ページ範囲:P.244 - P.245
文献購入ページに移動Rendu et Fiessinger (1917)が始めて記載したEctodermose érosive pluriorfielleとBaader (1925)の報告したDermatostomatitis皮膚口腔炎とは今日恐らく同一の疾患であろうと考えられているが,多型滲出性紅斑に近い症患でこの異型と考えている学者もある.
本症は比較的稀な疾患で吾國では昭和15年太田,佐藤氏等によつて紹介されて以來最近西谷,原田・小沢・斎藤氏等の報告例を加えても10例余に過ぎない.
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