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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科4巻6号

1950年06月発行

文献概要

臨床實驗

下涙點の外方偏位及び涙小管の異常延長を件う複雜性瞼裂縮小症の1例並びに其の文献的考察

著者: 木村泰三1

所属機関: 1千葉医大眼科

ページ範囲:P.249 - P.250

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Ⅰ序言
 先天性瞼裂縮少症に伴う涙小管異常延長乃至は涙点の偏位に就ては,van der Hoeve (以下v. d. H.)が最初に「内眥部眼瞼癒着眼に伴う涙小管異常延長」と題して発表し,以後Waardenburg (以下W.)の浩澣な研究発表があるが,其他には数氏の報告あるのみで,本邦に於ては未だ其の文献に接しない.著者は此度千葉医科大学眼科学教室に於て,かゝる異常の1例に遭遇し先人の報告と併せて此処に紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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