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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科4巻8号

1950年08月発行

文献概要

臨床實驗

核性近視の1例

著者: 市川宏1 鈴木兵衞1

所属機関: 1東京鉄道病院眼科

ページ範囲:P.336 - P.337

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 核性近視は古來泰西に於て二重点水晶体,中心水晶体性近視・二重水晶体・仮性白内障等の名を以て呼ばれ河本氏によつて始めて核性近視と名付けられた比較的稀有に属する疾患であつて,本邦に於ては河本,酒井,後藤,田辺,宮下等10数例の報告がある.
 余は東京鉄道病院に於て比較的若年者に発病し過去に於て電氣熔接作業に從事し屡々その障碍をうけたことのある患者に遭遇し核性近視発生に関するGuttmannの説に一つの示唆を與えるものと考えたから敢て此処に追加報告し諸先輩の御批判を乞う次第である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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