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第1回眼科講習会講演記事
最近の眼の化學療法
著者: 桐沢長德1
所属機関: 1東大
ページ範囲:P.381 - P.388
文献購入ページに移動 化学療法とは周知の如く,一種または数種の病原体(細菌,リケツチア,ビールス,かび,原虫,寄生虫等)に対して殺滅乃至発育抑制作用を有する特定の化学物質をもつてその病原体に起因する疾患を治療することをいい,わが眼科領域に於ても他科と同樣に,最近目ざましい発展をとげつつあるのである.
眼科領域に於て用いられる新しい化学療法剤としてはペニシリンをはじめとして数々あるが,本日はそのすべてについて話す時間がないので,最近われわれの試用したオーレオマイシンについて結果を報告し,次でストレプトマイシン,ペニシリン,スルフオンアミド剤等につきその使用上の諸問題について檢討してみようと思う.
眼科領域に於て用いられる新しい化学療法剤としてはペニシリンをはじめとして数々あるが,本日はそのすべてについて話す時間がないので,最近われわれの試用したオーレオマイシンについて結果を報告し,次でストレプトマイシン,ペニシリン,スルフオンアミド剤等につきその使用上の諸問題について檢討してみようと思う.
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