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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科40巻6号

1986年06月発行

文献概要

特集 第39回日本臨床眼科学会講演集 (5) 学術展示

原発性閉塞隅角緑内障の発症機序の解析

著者: 近藤武久1 三浦昌生1 今道正次2

所属機関: 1神戸中央市民病院眼科 2サン・コンタクトレンズ

ページ範囲:P.668 - P.669

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 原発性閉塞隅角緑内障の発症のメカニズムには多くの要因が関与しているが,それらのうち最も重要な因子としてはpupil blockとangle blockとがある.
 我々は先に角膜,前房のスリット写真像をコンピューターによる画像解析法によってoptical imageからtrue imageへ変換描写し前房容積を算出する方法を報告した1).今回はこのtrue imageから虹彩,水晶体の相互位置関係を算出し,Mapstone2)の方法に従って虹彩に働くいくつかの力のベクトルを検出し,具体的にpupil-blocking forceを算定したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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