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臨床報告
新生児結膜炎の感染源の検索
著者: 青木功喜 野田明 諸星輝明1 千葉峻三1
所属機関: 1札幌医科大学小児科
ページ範囲:P.681 - P.684
文献購入ページに移動①新生児結膜炎の病因は細菌とクラミジアが主体であり,真菌とウイルスは稀である.
②クラミジア性結膜炎は偽膜性であり,病因細菌は抗生物質に耐性を示す頻度が高い.
③新生児結膜炎の治療にはエリスロマイシン(EM),ゲンタマイシン(GM)などの抗クラミジア剤と耐性ブドウ球菌に効果のある抗生物質の併用を必要とする.
④新生児期から乳幼児期にかけてはtransitfloraであり,正常の結膜細菌叢は7歳以降に完成する.
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