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特集 第39回日本臨床眼科学会講演集 (6) 学会原著
VDT作業者の眼疲労実態と対応
著者: 山野智敬1 山田宏圖1 丸本達也1 石龍鉄樹1 永井宏2
所属機関: 1福島県立医科大学眼科学教室 2福島県立医科大学第二生理学教室
ページ範囲:P.735 - P.738
文献購入ページに移動アンケート調査においては,①VDT作業者は,一般事務者に比較し,いずれの疲労訴えにおいても,平均悪化率が高かった.②オペレーター,パンチャー,プログラマーの職種間の比較では,オペレーターが最も平均悪化率が高かった.
また眼科的所見では,VDT作業者は一般事務者に比べ,調節弛緩時間が有意に延長した.
装用眼鏡の影響については,調節弛緩時間では,+0,5D加入群が有意に短縮していた.
また色フリッカーでGreenの臨界隔合時間はOD群が有意に延長していた.
さらにedge-light pupil cycle timeは+0.5D,ODの両群とも,有意に短縮していた.
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