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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科40巻7号

1986年07月発行

文献概要

特集 第39回日本臨床眼科学会講演集 (6) 学術展示

CTで外眼筋肥大がみられた白血病

著者: 矢野眞知子1 小澤哲磨1 林みゑ子2 堀貞夫3

所属機関: 1東京逓信病院 2三井記念病院 3東京大学

ページ範囲:P.766 - P.767

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 緒言 外眼筋肥大は甲状腺疾患で最も多くみられるが,他に動静脈瘻,眼窩腫瘍,偽腫瘍,眼筋炎等で生ずると報告されている1).今回,複視・片眼性眼球突出で発症し,CTで片眼の外眼筋部肥大がみられた症例を経験した.諸検査施行中に全身症状が出現し,血液・骨髄所見より,急性リンパ性白血病と診断された.白血病による外眼筋肥大はきわめて稀と考えられるので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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