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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科40巻7号

1986年07月発行

文献概要

特集 第39回日本臨床眼科学会講演集 (6) 学術展示

外傷性外転神経不全麻痺により非定型的周期性内斜視を呈した1例

著者: 小笠原孝祐1 妹尾佳平1 門脇文子1 菅和枝1 佐藤静2

所属機関: 1岩手医科大学医学部眼科学教室 2花巻厚生病院眼科

ページ範囲:P.770 - P.771

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 緒言 Cyclic esotropiaは比較的稀な疾患であり,その中には,正確に1日おきに内斜視と正位をくり返す隔日性内斜視の他に,その周期が不規則な非定型的周期性内斜視や間歇性外斜視術後に周期性内斜視を呈するconsecutive cyclic esotropiaなどが含まれている.今回,外傷により非定型的周期性内斜視を呈した興味ある1例を経験したので,その発現機序について若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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