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臨床報告
色覚異常者の色誤認375人に対するアンケート調査Ⅰ
著者: 岡島修1 信太佐登子2
所属機関: 1三楽病院眼科 2東京大学保健センター
ページ範囲:P.809 - P.812
文献購入ページに移動色誤認の経験があると答えた者の比率は,異常三色型軽度,異常三色型,二色型の順に有意(<0.01)に高くなったが,第一異常と第二異常の間には有意差は認められなかった.
色誤認の具体例をその内容から色別および事柄別に分類した.それらは色覚異常者の三つの色覚特性,すなわちⓐ第一異常における長波長領域の感度低下,ⓑ混同色線上の色混同,ⓒ中性点付近の彩度低下で説明することが可能である.
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