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臨床報告
開放隅角緑内障に対するargon laser trabeculoplastyの統計的検討
著者: 野呂瀬一美1
所属機関: 1信州大学医学部眼科
ページ範囲:P.831 - P.835
文献購入ページに移動 信州大学医学部眼科にて施行されたargon laser trabeculoplasty (ALT)39例48眼につき,retrospectiveに検討し,次の結果を得た.
観察期間は3週間から28カ月,平均11.4カ月であった.照射範囲は隅角1/3周とした.
(1)第1回照射にて,28眼(58.3%)が眼圧コントロール良好となり,最終照射後には34眼(70.8%)が良好であった.
(2)60歳以上の症例は,60歳未満の症例に比して,有意に良好な眼圧コントロールを得た.
(3)術前眼圧が25mmHg未満の症例は有意に良好な眼圧コントロールを得た.
(4) ALT後1週間の眼圧が20mmHg以下の症例は有意に良好な成績を得た.
観察期間は3週間から28カ月,平均11.4カ月であった.照射範囲は隅角1/3周とした.
(1)第1回照射にて,28眼(58.3%)が眼圧コントロール良好となり,最終照射後には34眼(70.8%)が良好であった.
(2)60歳以上の症例は,60歳未満の症例に比して,有意に良好な眼圧コントロールを得た.
(3)術前眼圧が25mmHg未満の症例は有意に良好な眼圧コントロールを得た.
(4) ALT後1週間の眼圧が20mmHg以下の症例は有意に良好な成績を得た.
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