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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科41巻10号

1987年10月発行

連載 眼の組織・病理アトラス・12

網膜芽細胞腫

著者: 大西克尚1 猪俣孟1

所属機関: 1九州大学

ページ範囲:P.1144 - P.1145

文献概要

 網膜芽細胞腫は小児では白血病に次いで頻度が高い悪性腫瘍で,遺伝性疾患であるために古くから興味を持たれていたが,最近では腫瘍発生のメカニズムを解明できる研究対象として基礎学者の注目を集めている.
 患児は白色瞳孔あるいは猫眼(図1)という状態で受診してくることが多く,その場合は相当病状が進行しているが,初期の場合は眼底検査で,白色の腫瘤を観察できる(図2).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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