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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科41巻10号

1987年10月発行

文献概要

臨床報告

インフルエンザワクチン接種後に視神経炎を発症した1症例

著者: 林倫子1 伊東滋雄1 宮代汎子1 中尾雅春2

所属機関: 1神戸逓信病院眼科 2神戸逓信病院内科

ページ範囲:P.1187 - P.1190

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 インフルエンザHA (ヘムアグルチニン)ワクチン接種後12日目に,両側の視神経炎を発症した32歳男性の症例を経験した.接種したワクチンに含まれるインフルエンザウイルスA,B株に対する患者の血清抗体価は,通常のワクチン接種では考えられない程の高値を呈していた.本症例では,ワクチン接種が,視神経炎の発症と極めて関連が深いと推定された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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