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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科41巻12号

1987年12月発行

文献概要

臨床報告

網膜静脈本幹より硝子体出血を来したと思われる増殖性糖尿病性網膜症の1例

著者: 市岡伊久子1 市岡博1 荻野誠周2

所属機関: 1松江赤十字病院眼科 2愛知医科大学眼科

ページ範囲:P.1312 - P.1314

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 増殖性糖尿病性網膜症の硝子体出血を数回繰り返し,硝子体手術を施行した例で偶然診察時硝子体再出血を捉えることができた.出血は後極部網膜静脈本幹より直接来したものと思われた.出血原因として硝子体手術時の血管の損傷,血管壁の脆弱化,微細な新生血管根部の断裂等が考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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