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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科41巻2号

1987年02月発行

文献概要

臨床報告

RTEC法による眼内レンズパワー計算

著者: 柏木豊彦1 大路正2 切通彰2 木下茂2 真鍋禮三3

所属機関: 1泉佐野病院 2大阪労災病院 3大阪大学

ページ範囲:P.133 - P.135

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 新しい眼内レンズパワー計算法であるray tracing and error correcting (RTEC1))法を用いてretrospectiveに解析を行いSanders Ret-zlaf Kraffらの式(SRK式)2)とBinkhorst式3)との比較を行った.108例のAmerican MedicalOptics社(AMO)のPC-11を挿入された症例について各計算法による平均誤差はRTEC, SRK,Binkhorstのそれぞれについて-0.04 D,-0.56D,-1.82 Dであった.誤差が±1D以内に入る割合はそれぞれ78%,73%,24%であり今回の解析ではRTEC法が最も正確な方法であることがわかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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