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眼目明鑑
著者: 中泉行信1 中泉行史1 斉藤仁男1
所属機関: 1研医会
ページ範囲:P.546 - P.547
文献購入ページに移動「眼目明鑑」は元禄2年(1689),杏林菴医生謹識とある叙を載せ,四條坊門通東洞院東江入町,水田甚左衛門より開板され,次いで18年後の宝永4年(1707)に改正眼目明鑑となって,出雲寺和泉掾,江戸日本橋南一町目出店より再板された.この再板は外題箋が"改正"となっているが内容は全く元禄板と同じである.つまり元禄2年板は京都から出され,宝永板は江戸から出版されたことになる.
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