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色覚異常
著者: 深見嘉一郎1
所属機関: 1福井医大
ページ範囲:P.554 - P.557
文献購入ページに移動1.一卵性品胎の一児にみられた第二色覚異常について
○横田章夫・吉田顕照・関 亮(欄協医大)・ 坪田・・男・平形明人(国立栃木病院) 一卵性品胎のうち一児に第二色覚異常を認めた.三児は女児で,出生時いずれも極小未熟児であった.両眼とも遠視性乱視を認めるが,弱視は認めず,矯正視力は1.2であった.諸検査で第二異常であった.
検査は6歳時および8歳時に行ったが,色覚異常の程度に変化は認められなかった.また,他の二児,兄父親,母親に色覚異常は認められなかった.本症例は,その視路の未熟性等により第一色弱様異常を呈したと考えるのが適当であろう.
○横田章夫・吉田顕照・関 亮(欄協医大)・ 坪田・・男・平形明人(国立栃木病院) 一卵性品胎のうち一児に第二色覚異常を認めた.三児は女児で,出生時いずれも極小未熟児であった.両眼とも遠視性乱視を認めるが,弱視は認めず,矯正視力は1.2であった.諸検査で第二異常であった.
検査は6歳時および8歳時に行ったが,色覚異常の程度に変化は認められなかった.また,他の二児,兄父親,母親に色覚異常は認められなかった.本症例は,その視路の未熟性等により第一色弱様異常を呈したと考えるのが適当であろう.
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