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特集 第40回日本臨床眼科学会講演集 (3)
学会原著
文献概要
特発性黄斑部網膜前膜には三つの基本型:円盤状,輪状,偽嚢胞状が存在し,それらが後部硝子体剥離の完成したautopsy眼の黄斑部遺残硝子体膜の基本型とよく対応することを明らかにした.一見複雑な病態も,膜の組成=遺残硝子体膜と考えれば,一元的に解釈できることを論じた.遺残硝子体膜を主体として多彩な病像を呈する「後部硝子体膜黄斑症」というべき疾患単位が存在することを主張する.
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