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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科41巻7号

1987年07月発行

文献概要

連載 眼科図譜・353

網膜有髄神経線維によって示された耳側縫線

著者: 酒井寿男1 佐野邦利1 都築欣一1 上野真2 川村洋行2

所属機関: 1豊橋市民病院眼科 2浜松医科大学眼科

ページ範囲:P.722 - P.723

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 緒言 網膜神経線維束は規則正しい秩序を保って走行し視神経乳頭へ集まる.黄斑の耳側においてはtemporal raphe (耳側縫線)とよばれる分水嶺様の境界線を形成する1).この耳側縫線を検眼鏡で直接観察することはできない.我々は,網膜有髄神経線維の存在により,耳側縫線の走行を検眼鏡下で直接観察することができた3症例を経験したので,それらの眼底写真を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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