文献詳細
特集 第40回日本臨床眼科学会講演集 (4)
学会原著
Amaurosis fugaxにおける経静脈digital subtraction angiographyの有用性について
著者: 堀尾俊治1 内田璞1
所属機関: 1倉敷中央病院
ページ範囲:P.741 - P.744
文献概要
網膜動脈閉塞症8例,網膜静脈閉塞症2例と虚血性視神経症1例にもIVDSAを試みたが,頸動脈領域の血管病変を証明することができたのは,網膜中心動脈閉塞症の1例にとどまった.
IVDSAは,外来でも安全に行うことのできる検査で,眼科領域でもAmaurosis fugaxなどの血管性病変の原因究明の手段としての有用性は高い.
掲載誌情報