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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科41巻7号

1987年07月発行

文献概要

特集 第40回日本臨床眼科学会講演集 (4) 学術展示

硝子体出血を伴う糖尿病性網膜症に対する前部網膜冷凍凝固療法

著者: 萩原忍1 益山芳正1 松浦義史1 児玉芳知1 吉田定信1 中村彰伸1

所属機関: 1宮崎医科大学

ページ範囲:P.814 - P.815

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 緒言 近年,糖尿病性網膜症による失明の増加は著しい.網膜症治療の主体は汎網膜光凝固であるが,いったん,重症の硝子体出血が発生すれば自然吸収しにくく,眼底が透見不能のため,光凝固も不可能となる.このような症例は一般に硝子体出血の適応であるが,高度の手技を要し,手術に伴う危険も大きい.今回,糖尿病性網膜症による硝子体出血の早期吸収をはかる目的で,前部網膜冷凍凝固を行い,有効な結果を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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