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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科41巻7号

1987年07月発行

文献概要

特集 第40回日本臨床眼科学会講演集 (4) 学術展示

老人性円盤状黄斑変性症の病型と臨床経過

著者: 沼賀哲郎1 高橋直人1 橋本和彦1 飯田知弘1 北川道隆2

所属機関: 1群馬大学医学部眼科学教室 2深谷赤十字病院眼科

ページ範囲:P.830 - P.831

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 緒言 老人性円盤状黄斑変性症(SDMD)は,基本的には加齢と関係した黄斑下の血管新生を軸にして起こる疾患群と理解される1).しかしその臨床像は実に幅が広く,また予後を推測するのは困難なことが多い.一方,この一病型とされている出血性色素上皮剥離は,眼底所見が派手であっても,出血が順調に吸収されて視力経過が良好なものから,硝子体出血に及び硝子体手術の必要なものまで様々である.我々は初診時さまざまな段階にあるSDMDにつき,病型別に,年齢,性別,他眼の所見,臨床経過の特徴,視力予後(最終視力)ならびに光凝固の必要性の有無について比較検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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