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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科41巻8号

1987年08月発行

文献概要

特集 第40回日本臨床眼科学会講演集 (5) 学術展示

DIDMOAD症候群の兄弟例

著者: 黒滝淳二1 工藤ひろみ1 上原修2

所属機関: 1大館市立総合病院眼科 2大館市立総合病院第二内科

ページ範囲:P.994 - P.995

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 緒言 1938年Wolfram1)は,若年発症糖尿病に視神経萎縮の併発した家族例につき初めて報告した.その後同様な症例のなかに難聴,尿崩症,その他多彩な神経症状や泌尿器症状が併発することが判明し,DID-MOAD症候群としてまとめられた.
 DIDMOAD症候群は,尿崩症(DI),インスリン依存性糖尿病(DM),視神経萎縮(OA),難聴(D)を四徴とし常染色体劣性遺伝をする稀な疾患である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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