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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科41巻8号

1987年08月発行

文献概要

特集 第40回日本臨床眼科学会講演集 (5) 学術展示

Posner-Schlossman症候群の硝子体螢光測定

著者: 湯口琢磨1 海谷忠良1 健石忠彦1 守田潔1 永井重夫1 青沼秀実1 岡本茂1

所属機関: 1聖隷浜松病院眼科

ページ範囲:P.996 - P.997

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 緒言 Posner-Schlossman症候群はglaucomatocyclitic crisisとも呼ばれ,発作時には,プレチピタートの出現と眼圧上昇を認め,寛解期には炎症の消失と眼圧の正常化を認める.その多くは片眼性であり,同一眼において発作と寛解を繰り返す.原因・病態については諸説があり,起因物質としてpros-taglandinsが近年脚光を浴びている1)ものの,真の病因については,未だに不明な点が多い.
 我々は硝子体螢光測定を用い,健眼と患眼,発作時と寛解期における眼内柵の変化を観察し,本症候群に関する興味ある知見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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