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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科41巻8号

1987年08月発行

文献概要

特集 第40回日本臨床眼科学会講演集 (5) 学術展示

ビデオカメラを用いたphotorefraction法の改良

著者: 山本敏雄1 宮谷みち子1 鐘ケ江泰子1 政本清乃1 今道正次2 西村尚2 丸山節郎2

所属機関: 1京都府立医大眼科 2(株)サンコンタクトレンズ

ページ範囲:P.1008 - P.1009

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 緒言 乳幼児の屈折状態を,簡単な方法で知ることができれば,その意義は大きい.1979年Kaakinen1)により発表されたphotorefraction法は,精度面での問題はあるが,この目的に適した優れた方法と考えられる.
 我々は,先に,2方向の屈折状態を同時に知ることのできるphotorefraction用撮影装置(図1)を試作し,実際に3歳児健診の場に導入して,その有用性を報告した2,3).その際に,現場で直ちにデータ処理ができる必要性を感じ,今回,写真撮影法にかえて,ビデオカメラを用いる方法を試みたので,その結果を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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