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網膜,他
著者: 原田敬志1
所属機関: 1名大
ページ範囲:P.1106 - P.1107
文献購入ページに移動+C13 24例51眼における本症の臨床像治療,経過を述べたものである.陳旧性6眼,静脈周囲炎11眼,周辺部虚血32眼,再発性硝子体出血9眼,網膜剥離3眼である.それぞれに応じ,放置,ステロイドの全身投与,光凝固,冷凍凝固(場合により硝子体手術を加える),硝子体手術を実施した.このうち経過が安定したのは60%で,あと8%では静脈周囲炎が周辺に進行し,4%で後極部に進行した.後極部の罹患は以前のSpitznasの報告に反し多く,乳頭前血管新生は30%に,CMEは18%に認められた.汎網膜凝固は25%に施行された.最終視力については34眼で安定し,9眼で0.2以下となり,6眼で0.2以上となった.視力低下の原因は,4眼でCME,2眼で黄斑部襞であり,視神経萎縮・新生血管緑内障がそれぞれ1眼に起っている.片側例は多数であった.またツベルクリン強陽性は約半数に認められた.
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