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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科42巻10号

1988年10月発行

文献概要

臨床報告

大後頭神経痛による眼精疲労に対するハリ治療

著者: 中川成美1 竹田眞1

所属機関: 1札幌医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1130 - P.1132

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 眼精疲労を訴えて眼科を受診し,屈折異常,調節異常,眼位異常,緑内障等が否定された患者で,大後頭神経出口部(風池)に圧痛を認めた17名に対して,大後頭神経出口部(風池)にハリまたはマッサージ治療を施行した.ハリ治療後,全症例で症状の消失あるいは軽快を認めた.
 ハリまたはマッサージ治療で大後頭神経痛が消失すると,眼精疲労も消失することから,眼精疲労と大後頭神経痛には密接な関係があることが示唆される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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