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臨床報告
硝子体手術のための照明用plugの考案
著者: 近藤義之1 高塚忠宏1
所属機関: 1虎の門病院眼科
ページ範囲:P.1151 - P.1154
文献購入ページに移動この方法では,4か所に強膜切開を置くfour-port vitrectomyとなり,眼内観察用のコンタクトレンズも助手が保持することが困難なので,floating contact-lensと固定用のリングを使用する必要がある.このため,多少手技は煩雑となり,また眼球の可動制限を生じ易いという欠点があるが,糖尿病性網膜症における後極部に厚い増殖膜を有する症例や,血管に富む線維性血管膜の切断が必要な症例では,眼内双手操作を併用することにより,出血量を減少させ,医原性裂孔の発生を抑える効果が期待でき,有用な方法であると考えられた.
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